高取山(高取城跡)


山行日 平成28年3月12日 標高583.9m 歩行時間 6時間分
行程(約11.8km)
近鉄壺阪山駅→礼の辻→宗泉寺分岐→一升坂→猿岩→国見櫓跡→高取城跡→高取山→壺阪口中門跡→八幡神社→五百羅漢→壺阪寺→礼の辻→近鉄壺阪山駅<経路図>
参加者
K西、きむ、Y中事務局長、つじやん、T屋君、N西君(6人)
今月の幹事:N西君

日本三大山城にアタック

今日は、高取城跡を目指します。この城跡は高取山に築かれていま すが、何でもその大きさから日本三大山城の一つとか・・。


午前10時10分に近鉄壺阪山駅に集合です。あべの橋から急行が 30分に1本しかないので、遅刻しないように気を付けます。


午前10時5分に壺阪山駅に着きますと、やたらに降りられる乗客 が多いです。皆さんのお目当ては、毎年3月に実施しています「町 家の雛めぐり」だそうです。


住民の自宅にお雛様を玄関や縁側や店先に飾って、それを観光客に 見てもらおうという町ぐるみのイベントだそうです。


駅を出発すると、街中は雛めぐりのイベントだらけです。まずは ジャンボひな人形が出迎えてくれます。隣では甘酒を売っていまして、 景気づけ(何の?)にいただきます。


そのあとは、土佐街道沿いに進んで、雛めぐりを眺めながら、コロッ ケを買ったり、試食の佃煮やお茶をいただいたりで、街中をでたのは 1時間後のことでした。


礼の辻を過ぎて、立派なたたずまいの武家屋敷を過ぎ、街中をすぎます と、横に小川が流れています、のどかな風景に変わります。また緩 やかですが登り坂になります。


上子島砂防公園でトイレがあります。ここのトイレを過ぎると山頂まで はおろか下りの壺阪寺まではトイレがないかもということですので、 トイレ休憩をとります。


トイレ休憩が終わり、登り坂もきつくなるということですので、ダウン を脱ぎます。少し進みますと黒門跡というところがあり、ここからはお城 の敷地だそうです。広いお城だったのですね。


さらに進みますと宗泉寺というお寺への分岐道がありますが、あまり見 どころも少ないので、ここはスルーします。


この先は完全に山道となり、七曲りや一升坂とさらに勾配がきついなり ます。猿岩という名前の変わった名前の岩を見ながら休憩します。


二の門跡の先に国見櫓跡への枝道があり、国見櫓跡に立ち寄ります。 大和の国を見渡せた名前のとおり、大和盆地や大和三山、二上山や 葛城山が見渡せ、抜群の展望です。


しばらくすると大手門跡に到着します。石垣に囲まれた曲がりくねった 道を過ぎると、二の丸跡に到着します。あちらこちらに立派な石垣の跡 が見られます。


日本三大山城の説明板がありました。なんでも備中松山城、美濃岩村 城と並んで大和高取城が日本三大山城というそうです。


その中でも大和 高取城が比高(下から城までの高さ)が一番高いそうです。どうりで しんどいはずです。


二の丸跡は開けた感じで、広さはかなりあります。かなりの高さを登っ てきたにもかかわらず、まだこれだけの大きさの施設があるとは、かな り大きいお城だったことが窺い知れます。


せっかくなので本丸跡まで向かいます。本丸の中でも石垣の積まれた 一番高い場所に高取山の三角点があるようです。


三角点に行く途中に本丸の南側石垣から下を覗くと、足がすくむくらい の高さ石垣があります。ちなみに上を見渡すと大峰山系の雄大な尾根が 見渡せます。


三角点に到着して、きむ部員が恒例の三角点撮影を行っております。三 角点を囲んで恒例の記念撮影を行います。


お昼ご飯を食べるために本丸の石垣の上でバーナーの準備をします。 今日はきむ部員が「レトルトおでん」を買ってきてくれました。大きな お鍋でおでんを温めてくれています。


寒いときに、山で食する温かいおでんはとてもおいしかったです。おでん を食べ終わった後は、おでんの出汁で、うどんをいただくことに・・・ もうたまらん!(^^)!


これだけでも豪華ですが、食後につじやんからもコーヒーを頂きました。 どうもすみませんです。


食事を終えて、下山を開始します。往路とは違って今度は壺阪寺方面に 降りていきます。八幡神社を過ぎた辺りから五百羅漢までは、急な下り 坂が続きます。


五百羅漢を過ぎてしばらくすると、大きなお寺が見えます。これが西国 三十三か所の一つである壺阪寺らしいのです。


せっかくなので拝観料500円(JAFカードで100円割引)を支払 って中に入ります。観音様を祀っているお寺らしいのですが、インド がらみの像や絵画が展示されています。


また知らなかったのですが、眼病封じのお寺としても有名らしく、「め」 と書かれたお煎餅や目薬やお守りが売られていました。


道路を隔てた敷地にも大きな仏像があるので、向かいました。


壺阪寺を出ますと再び山道に入ります。山道をひたすら下りますと、車道に でてきます。ここまでくるとあと少しでゴールです。


礼の辻からは、朝に通りました土佐街道の町並みに戻ります。午後4時を 過ぎていたので、閉店しているお店もありましたが、まだ雛めぐりをやって おり、開いているお店もいくつかありました。


朝に十分満喫しましたので、雛めぐりはスルーして壺阪寺駅に向かいます。 N西君の話だと、あと5分で電車が到着しますが、それを逃すと次の電車 まで30分待たないといけないとのこと。


最後の差し足をみせて、電車の時間にギリギリ間に合いました。 無事登山終了〜。この後は天王寺で反省しない反省会に突入しました。







壺阪山駅で
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ジャンボ雛の前で甘酒に舌鼓
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自宅に飾られたお雛様
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わらび餅屋のマスコット犬
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猿石(画像クリックで拡大)





国見櫓から見た大和盆地
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巨大な本丸の石垣
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三角点にタッチする
きむ部員
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おでん製造大作戦
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壺阪寺山門
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壺阪寺の巨大な石像達
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