鎌倉峡


山行日 平成24年7月28日 標高292m 歩行時間 5時間00分
行程 約8km
JR道場駅→平田配水場→鎌倉峡出合→百丈河原→百丈岩→JR道場駅<経路図>
参加者
K西部長、S原さん、どひやん、たかやん、こじー、T嶋さん、I津君、T屋君(8人)
今月の幹事:K西部長

予想外に危険でハードコースでした

今回の山行きは、兵庫県の鎌倉峡〜百丈岩に行ってきました。

JR道場駅の集合時間は午前10時30分です。


登山本を参考にして、かなり余裕を持たせたつもりでしたが、 結果的には後述のとおり、あまり余裕なき時間設定となりました。


今回の遅刻者は、S原さん、こじー、たかやん、の3名です。 こら〜


午前10時45分頃、駅前を出発します。無人駅なので食料等の 調達は難しいと知らせていましたが、駅前にはコンビニとかなりの 台数の自動販売機が設置されていました。


数名の部員から攻撃されましたが、下見に行っていないので、 仕方がない・・・。適当に誤摩化して出発しました。


コースへ向かう途中に案内板があり、上級コースと書かれています。 登山本には初級と書かれていましたが・・。S原部員から「案内板が 上級コースになっているが大丈夫か」と聞かれました。


今更「大丈夫ではありません」と言う訳にもいかず、「薄汚れた 案内板より登山本の方が信用できますよ」と言って先に進みます。


コース序盤は、緩やかな坂が続き、楽々気分で歩いていましたが、 しばらく進みますと急階段が我々の前に立ちはだかりました。


何とか階段を上りきり、水道局の水タンクの前で小休憩をとる ことにした。何名かの部員から急階段の事を事前に聞いていないと 詰問されました。


「これはサプライズだ」とまたもや適当に誤摩化します。


ここからは、ほぼ平坦なコースが続きます。大学のセミナー ハウスの横を通り過ぎて、平田配水場のフェンス横の脇道から 山に入っていきます。


道は細いですし、おまけに蜘蛛の巣が多くて、顔に掛かって くるものですから、かなり鬱陶しいです。


しばらく進むと青石古墳に到達しました。石室に入れそう なのですが、中の状態もよくわかりませんので、誰も足を踏み 入れようとはしませんでした。


その後、見通しのきかないザレ場を歩いていきます。 やがて鎌倉峡出合(船坂川)に出ることができました。


この先、昼食のとれる場所があるかどうか分からりません ので、この辺りで昼食を取ることにしました。


今回も、たかやんが弁当のおかずを皆に振る舞ってくれ ました・・。毎度ありがとうございます。


我々が岸辺で昼食を摂っていると、川の中を夫婦らしき 2人が涼しげに歩いていきます。どうやら水中サンダル、 ストック等の水陸両用装備を持っているようです。


昼食後、ルートを確認して再出発します。ここからは 渓谷を歩いていくこととなります。


ちなみに、この渓谷歩きが出来る場所は、関西では珍しい らしいのですが、上流にダムが出来たため、水は少し濁って おり、清流とはいえない水質のようです。


行く先々に鎖場や鉄のステップがあり、結構な難易度の ようです。しかも、ルートに点在するという赤ペンキの マーク等は見つけにくく、対岸に渡るルートを間違えてしまい、 再三にわたってルートを後戻りすることとなりました。


最初の方は、皆なんとか無事に対岸に渡る事が出来て いましたが、先に進むにつれて、何名かはバランスを崩して 沢の中に落ちるものが出てしまいました。


またルート上には、急流の岩の間を1メートル以上を ジャンプしないといけない場所も有り、やはり、ここは 上級者向けのコースだと思い知らされます。


渓谷の終盤地点では、飲料水の残量に不安を感じる ようになってきました。渓流が左に蛇行する地点、 この辺りで再び山道に入ることになるらしいです。


山道へ入るポイントを探しながら、沢の岩の上を渡って いました時に、S原部員が沢の中に転落してしまい、膝を 打撲してしまいました。


幸い大した事もないようで、少し休憩して再び歩き 出します。山道への入口を見つけ、竹林の中の道を歩いて 百丈岩に向かいます。


途中、古びた茶店があり、店前に錆び付いた自動 販売機が置いてあります。


飲料水が枯渇してきているため、購入を試みるも、 どうやら、この販売機は起動していないらしく、飲料 水の補充は出来ませんでした。


そのまま先に進むと、地元の子供が川遊びをして いる所に、出て来れたので、人里が近いのかと少し安心 することが出来ました。


やがて売店に到着し、ここでしばらく休憩して 飲料水を調達します。この売店前から百丈岩を見上げると、 やはり迫力があります。


S原部員が膝を負傷したこともあり、希望者だけで 百丈岩に登ることにしました。売店で百丈岩へ登る 所要時間を聞いたところ、20分程度で、途中に4本 の鎖場があるとのことです。


S原部員を残して、7名で百丈岩を登ることと なりました。登りだして、すぐに最初の鎖場に到達 しました。かなりの急斜面でした。結構体力を消耗 しました。


4本の鎖場を経て、頂上に到達しました。素晴ら しい景観が広がっていまする。


先ほどの売店を見てみるとS原部員がおり、呼びか けたところ我々に気付いて手を振ってくれています。


百丈岩の先端部にも、行けるようですが、足を踏み 外せば命はありません。命が惜しいため、誰も先端部に 行く者はいませんでした。


頂上で写真を撮った後、登ってきたルートとは 別のルートで、下山します。


途中、発破現場がありましたが、無事に通過し、 何とか下山する事ができました。その後、道場駅で S原部員と合流します。


そしていつものように、反省しない反省会に 突入しました。




コース序盤のゆるやかな坂


コース序盤のゆるやかな坂


コース序盤の急坂


コース序盤の急坂


視界の悪いザレ場


視界の悪いザレ場





鎌倉峡(画像クリックで拡大)





鎌倉峡の鎖場(画像クリックで拡大)





鉄のステップ(画像クリックで拡大)


狭い川岸


狭い川岸


水没しそうな渡河


水没しそうな渡河





百丈岩へ向かう最初の鎖場
(画像クリックで拡大)






百丈岩(画像クリックで拡大)


百丈岩頂上集合写真


百丈岩頂上集合写真





百丈岩頂上から見える売店(S原さん写ってます)(画像クリックで拡大)


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