伊吹山


山行日 平成22年11月6日 標高1,377m 歩行時間 6時間45分
行程(約12km)
JR近江長岡駅→伊吹登山口バス停→1合目→3合目→6合目→8合目→伊吹山頂→8合目→ 6合目→3合目→1合目→伊吹登山口バス停→JR近江長岡駅<経路図>
参加者
K西部長、きむ副部長、どひやん、Y中事務局長、つじやん、S原さん、こじ〜、しげき、I津君(男)、I島さん、(10人)
今月の幹事:どひやん

登山はきつかったですが、景色は雄大でした。

今月は、幹事の「どひやん」が好きな、滋賀県の山で 「伊吹山」になりました。


朝7時前に出発して、電車に揺られ2時間近く。 ようやく米原に着いて、向かいのホームの電車を 見ると、車両がJR東海になっているでは、あ〜り ませんか〜


思えば遠くに来たものだ〜。電車を乗り換えて、 JR近江長岡駅には9時30分に到着しました。


近江長岡駅で登山客らしき人が、かなり降りました が、改札には駅員さんが一人しかいません。


またICカードが使えない駅のため、精算に時間が かかり改札を出るまで5分位かかりました。ふぅ〜


ようやく駅を出て、「伊吹登山口行き」の湖国 バスに乗りましたが、これが超満員です。


バスに揺られること15分。伊吹登山口のバス停に 到着しました。


ところがバスのお釣りがでないというトラブル。なん じゃそりゃ〜。何とかバスを降りて、バス停で準備運動 をしていよいよ登山開始します。


登山口の道標を見ると「山頂まで6,000m」の 表示があり、期待と不安を抱えながら、木々のある登り 道を15分ぐらい登ると、「1合目標高420m」の 看板が見えました。


公衆トイレもあるので、ここで小休憩をしました。 1合目を出発して、周りを見渡すと撤去作業中の スキー場のリフトの柱などが点在していました。


しばらくは、なだらかなスキー場の跡地を登って行 きます。すると3合目に到着しました。


ここから、ようやく伊吹山の頂上が見えます。 今回の幹事である「どひやん」に、「今日は蓬莱山 の時みたいにスパルタ登山じゃないよね」と聞きます。


すると、ぜんぜん大丈夫です。ほら頂上があんなに近くに 見えるでしょう」と一生懸命に説明してくれていますが、 声がうわずっており、なんだかあやしいです。


3合目から見上げる伊吹山は雄大そのものですが、 こんな大きい山の頂上に到着できるのでしょうか?


今日は「ロープウェイ」という帰りの切り札が ないので一抹の不安がよぎります(汗)。


伊吹山を見上げると、樹木がないため、登山客 が列を作って、つづら折りに登っている姿が、丸見えです。 まるで蟻が規則正しく列をなして登っているようでした。


3合目を過ぎると頂上までトイレが、無いとのことです ので、ここでトイレを済ませていざ出発します。


ここからが伊吹山の本番とばかりに、急なつづら 折りの登山道が私たちの行く手を阻みます。


さすが百名山の伊吹山です。登りがいがあります。 6合目付近に避難小屋があり、そこで休憩をします。


登山道が狭いので、下りの人と行き違う時に、 下りの人達が、我々が登るのを待ってくれていました。 「どうもすみません〜」


8合目までくると、さすがにみんなバテ気味です。

「ゼエゼエ。ハアハア」ここで少し長めの休憩をとり、 エネルギー補給を兼ねてお菓子の交換をしました。


8合目にいた、おじさんに、あとどれくらいですか と尋ねると、「ここからが伊吹山の本番。傾斜がきつ くなるよ」と絶望的な答えが返ってきました。


気を取り直しながら、頂上を目指して出発します。 ふと見ると、なんと小学生低学年や幼稚園ぐらいの 小さな子供が登っています。えらいな〜。


力を振り絞ってようやく頂上に到着しました。

みんなやっと着いたという顔をしています。恒例の 頂上での集合写真を撮りました。


眼下を見下ろすと木々が紅葉しており、鮮やかな 色の葉っぱが我々の眼をなごませてくれます。


お昼ごはんを食べるのに空いているスペースを」 見つけて、さっそくカップラーメン用のお湯を沸か します。


今日はつじやんが、早く沸騰するようにと、お湯 をポットに入れて持ってきてくれました。つじやん 重いのにありがとう。


お湯を沸かしている時にふと隣をみると「I島 さん」が、またもや頂上で缶ビールをグビグビ飲み 始めています。

それにしても、なんておいしそうにビールを 飲んでいるのでしょう。


お湯が沸き、カップラーメンを食べ終わると、 恒例のお菓子交換をしました。


登った直後は暑かったですが、予想したとおり 頂上は寒く、寒がりの「しげき部員」がぶるぶる 震える始末です。


体を温めるために、ホットコーヒーを作ります。 ホットコーヒーを飲んで一息つきます。


その後に、売店でおいしそうなソフトクリーム が売っており、寒いにも関わらず、多くの部員が 買って食べました。


ソフトクリームは、なかなかクリーミーな 味がしておいしかったです。


「寒くてソフトクリームは無理」という人は 「ホット伊吹牛乳」を買って飲んでいました。


お腹が満足したので、伊吹山頂上からの琵琶 湖の風景や関ヶ原を眺めて、改めて伊吹山の雄大 さを実感しました。


東の方には岐阜県大垣市(?かな)の街並みが 見えており、近畿の東の果てに来た感じです。


時間を見ますと午後2時半を過ぎており、急いで 山を降ります。


早いペースだと疲れるというので、自らペース メーカになりますと言う「S原さん」が先頭に立ち 降下を開始します。


ところが、「S原さん大丈夫でしょうか?」と いうぐらいのハイペースで降っていきます・・


登りは、なかなか進まなかった○合目の標識 があっという間に過ぎていきます。


びっくりするぐらい早く、3合目まで降りれま したが、一部部員には足の皮がめくれそう、膝が いたい。足が痛いと悲惨な状況に。


1合目まで降りてくると、自販機でビールや ジュースを買って休憩します。


バス停に着くと、みんな疲れた果てたという 表情で今日の登山の感想を話し合っています。


当然のことながら、計画作定した「どひやん」 に、つっこみが集中した「どこがぜんぜん大丈夫 じゃ〜」「もう足がガクガクじゃ〜」と・・。


結局「どひやんの登山計画は意外とスパルタ」 の印象を強める結果となりました。


一方で我々も鍛え方が足りないのを自覚しなけ ればなりません。頑張ろう〜。


登山口バス停で40分程度待ち、既にバス停に は大勢の人が待っていました。ようやく湖国バスが きましたが、これがまた小型バスでした。


「湖国バスさん。乗客数を考えて〜!」1時間に 1本のバスなので、皆で詰めて乗り込むも高校生 らしき団体さんが乗れず、積み残して出発しました。 申し訳ないです。


近江長岡駅に到着して「登山終了〜」ではなく、 結局京都駅で反省会と称してお酒を飲む部員達で ありました。




混雑する近江長岡駅改札口


混雑する近江長岡駅改札口


伊吹登山口行きの湖国バス


伊吹登山口行きの湖国バス


登山口の道標


登山口の道標


1合目の道標


1合目の道標(これが頂上まで9個ある)


3合目付近から見上げた伊吹山


3合目付近から見上げた伊吹山


7合目付近。つづら折の道が続く


7合目付近。つづら折の道が続く


頂上での集合写真


頂上での集合写真


頂上でビールを飲み干すI島部員


頂上でビールを飲み干すI島部員


ソフトクリームを食べる部員達


ソフトクリームを食べる部員達


温かい伊吹牛乳


温かい伊吹牛乳


チャレンジ生駒山のTシャツを見せる凸凹兄弟


チャレンジ生駒山のTシャツを見せる凸凹兄弟


頂上から見たスカイライン


頂上から見たスカイライン


雄大な雲と荷物番をするしげき部員


雄大な雲と荷物番をするしげき部員


夕日を浴びながら滑空するパラグライダー


夕日を浴びながら滑空するパラグライダー


夕日を浴びながら下山する部員達


夕日を浴びながら下山する部員達


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