安土山と繖山


山行日 平成24年4月14日 標高199m(安土山)、433m(繖山) 歩行時間 6時間30分
行程(約10.7km)
安土駅→安土城跡入口→安土山→安土城跡入口→北腰越→繖山→観音正寺→桑実寺→安土駅<経路図>
参加者
K西部長、きむ副部長、Y中事務局長、つじやん、S原さん、こじ〜、しげき、たかやん、I津君(9人)
今月の幹事:Y中事務局長

案外きつかったです

今回は花見を兼ねて、桜が咲いている安土山に行く予定 ですが安土山が標高200mで物足りないので近く繖山 (きぬがさやま)の豪華2本立てで登ります。


電車に揺られて約2時間。ようやくJR安土駅に到着しま した。今回は午前11時にJR安土駅に集合でしたが、珍しく 遅刻者はいないようです。


安土駅前の織田信長の銅像をバックに恒例の集合写真を 撮ります。


早速安土山に向かいますが、腹が減っては、戦はできぬと いうことで、途中寄り道をしてスーパーで、お花見用のビール、 おつまみ、味噌汁、ラーメン、コーヒーを買いました。


スーパーのレジ袋をたくさん抱えて安土山いざ出発します。 途中まではのどかな道を通りました。


しかし、安土山の手前の県道は、交通量が多くて、狭い 路肩を車に気をつけながら歩くことを余儀なくされました。


ようやく安土山らしき?山が見えました。近づくと山の ふもとには満開の桜が咲いていました。


安土城の受付のおばちゃんにお花見スポットを聞いてみると、 「山の上には花見スポットがないので、ふもとでやるのがよいの では」と教えていただきました。


桜の木が近く、敷物を敷きやすい場所を見つけて、お花見を 開始します。満開の桜の下でビールを飲みながら、お花見弁当を 食べられるなんて幸せです(#^.^#)。


食後のおやつを食べて、コーヒーを飲んだので、一部部員は もう動きたくないと言う始末。


「山登りに来ていることを忘れないで」と部員たちをたしなめて 安土山へ向かいます。


入場料500円を払って、大手門跡の石段を登り始めます。 しばらくすると石段に石仏があります。案内板をみますと、安土城 の石垣には山から切り出された石以外にも、何と石仏も使用して いるとか・・・


織田信長は無神論者かもしれませんが、何とも罰当たりなお話 です。ちなみに石仏の上には、お賽銭として小銭が置かれていま した。


さらに登り続けて天守跡に出ると、西ノ湖と思われる湖の景色 が広がっています。天守跡にある案内板を見ますと、木造高層建築 でそれ以降の築城に影響を与えたとのこと。


築城してから、わずか3年で焼失した悲劇の城に思いをはせ ながら、安土山をあとにします。


ふたたび県道に戻り、東に進みますと北腰越に到着しました。 繖山へ行くルートを探します。


わかりにくい所に、木の階段があり階段を登り始めます。 最初はゆるやかな勾配でしたが、段々ときつくなりました。


この登山道は平坦な道がほとんどありません。階段道の所々 には石仏が点在していました。


桑実寺の分岐を過ぎますと再びゆるやかな勾配になりますが、 安心したのも束の間繖山頂上手前には勾配がきついところが続きます。


愕然としながらも、何とか頂上まで登りきります。繖山頂上から は北側の景色が一望でき、眼下に見下ろす景色はすばらしいです。


恒例のきむ副部長による三角点のおさわりが済み、集合写真を撮って から、観音正寺に向かいます。


尾根筋沿いに進み、分岐を桑実寺方面に進み、さらに分岐を 観音正寺方面に進みますと、西国三十三ヶ所の一つ観音正寺が 見えてきました。


かなり大きく立派なお寺のようです。S原さんが御朱印帳を 社務所で書いてもらっている間に、われわれは大きな本殿に参拝 しようとするとすると大勢のツアー客と鉢合わせてしまいました。


人混みの中で、本殿で参拝を済ませて、みんなが集まるのを 待ちます。全員が揃い、観音寺城跡に向かうと、先ほどのツアー 客が観音寺城跡でもガイドの案内を聞いていました。


観音寺城跡もゆっくり見たかったのですが、かなり混雑して いるので、ツアー客を掻き分けて、観音寺城跡を通過していき ます。


山道を進むと「ここから桑実寺の境内により有料」と書かれた 案内板があります。


部員達は「えっ有料?」と気になりながらも、他に道も 見つからず時間も遅いので、桑実寺の境内の林道を突き進み ます。


お寺が見えてきたところで、「ピロピロピロ」とコンビニ に入店するときのようなチャイムの音が鳴ります。


どうやらセンサーが設置され音が鳴るようになっている らしいのです。お寺には似つかわしくない音です。


お寺の本堂に近づくころ、再びピロピロピロとの音が鳴ります。 住職さんが受付で待ち構えていました。こうなっては仕方がありま せんので拝観料300円を支払って参拝しました。


桑実寺を後にすると下りの石段が続きます。桜の木の下の 石階段なので、風流な景色を楽しんでいる部員達ですが、 一人S原さんの様子がおかしいのです。


どうやら思わぬ急勾配を歩いたため、ウィークポイントの 膝が調子が悪くなったらしいのです。


ようやく平坦な道にでてきました。のどかな田園風景が 拡がります。田園風景を2kmほど歩くとJR安土駅の裏側に 到着して、地下道を渡り安土駅の改札へ。


京都に着いた後、いつもの反省しない反省会を行いました。

皆さんお疲れ様でした。無事登山終了〜。







駅前の信長像の真似をしてポーズ
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安土城跡の石碑


安土城跡の石碑





安土山のふもとでお花見
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安土城跡にある總見寺仮本堂
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大手道跡の石仏


大手道跡の石仏


棒を振り回すつじやん


棒を振り回すつじやん


繖山からの絶景


繖山からの絶景


繖山山頂の看板


繖山山頂の看板


西国三十三ヶ所の一つ観音正寺


西国三十三ヶ所の一つ観音正寺


観音正寺にあった建設機械


観音正寺にあった建設機械





膝が崩壊し、ぎこちない歩き方のS原部員
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夕焼けと安土駅
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