芦生の森(2回目)


山行日 平成24年4月28、29日 標高765m 1日目4時間40分、2日目3時間00分
行程1日目約5km 2日目5km
1日目 研究林入口→林道出合→内杉谷川→ケヤキ峠→下谷→長治谷作業所(泊)
2日目 長治谷作業所→下谷→ケヤキ峠→内杉谷川→林道出合→研究林入口<経路図>
参加者
きむ副部長、Y中事務局長、しげき部員(3人)
今月の幹事:きむ副部長

芦生の夜は寒かった

きむ副部長からゴールデンウィークにテント泊登山 をやらないかという話を受けました。


副部長に計画を立ててもらい、テントを持っている人 限定で募集をかけました。結果、きむ副部長、Y中事務局 長、しげき部員の3人が集まりました。


目的地は去年のゴールデンウィークと同じく、景色が 綺麗な京都大学芦生研究林です。


去年は櫃倉谷経由のルートでしたが、ずぶ濡れになり 挙げ句の果ては、遭難しかけた苦い思い出があるので、 今年は歩きやすいケヤキ峠経由で長治谷作業場を目指す コースにしました。v(=^0^=)


朝6時に大阪を出発して、午前7時半にJR園部駅 でしげき部員と合流して、芦生研究林の駐車場に午前 9時前に到着しました。


研究林の駐車場は空いていて、車が4〜5台しか ありませんでした。


駐車場で荷物を担いで、研究林入口で申請書を投函 していざ出発します。内杉谷川は、焼酎いいちこのCM に出てくるような美しい景色です。


林道出合を右に曲がり、ケヤキ峠を目指します。 去年まで林道沿いに設置されている道標が今年は外され て無くなっていました。


林道をとぼとぼ歩いていますと、いよいよケヤキ峠 までの登り坂が見えてきました。


ツヅラ折りの坂で休憩を入れながら、2時間近く 登り続けて、ようやくケヤキ峠に到着しました。


ケヤキ峠には、旧式ですが、京大研究林所属の ブルドーザーやショベルカーが停めてありました。 自称重機マニアの事務局長が垂涎の眼差しで見つめ ていました。(*´д`*)


ケヤキ峠で簡単な昼食をとり、今度は峠を下って 行きます。下谷の湿原には、まだ雪がたくさん残って いました。


途中の水たまりに、黒く長細い物が絡みあって いました。蛇かなと思いましたが、よく見ると どうやらカエルの卵でした。


水たまりが干上がったらどうなるのかなと 心配しつつも、我々ではどうしようもないので 水たまりを後に道を進みました。


午後1時頃に長治谷作業所に到着して、早速 テントを張り始めました。時間がたっぷりあるので、 ゆっくりと設営できました。


テント設営が終わって、ビールを冷やすため、 近くの小川にビールを浸しにいきました。


ひと休憩していますと、意外と日差しが 強くて、暑かったので、長治谷作業場の建物 の日陰に避難することにしました。


有り余る時間を利用して、風景を見ながら ひたすら「ぼ〜」としていました。


都会の喧騒を忘れて、何て贅沢な時間なんでしょう。 暖かい天気でウトウトと眠たくなってきました。


テントの日差しも和らいできたので、今度は テントで昼寝をすることとしました。暑くも寒く もなく、気持ちよくお昼寝ができました。


気がつくと午後5時前になっていたので、そろそろ 晩ご飯の支度を始めました。


ちなみに今日の私(事務局長)の晩御飯は「ビール」 「カップ麺」「フリーズドライの赤飯」「フリーズ ドライの赤味噌汁」です。


いつものようにプリムスのバーナーでお湯を 沸かしてお湯を注ぎ、食事の用意ができたところで、 川で冷やしたビールを3人で乾杯をしました。


大自然の中で飲むビールの味は実においしい です(#^.^#)。


午後6時前に食事を終えると、厚着をして シュラフに入って暖まることにします。


お昼寝をしたにも関わらず、疲れもあってか、 そのまま眠りに入ってしまいましたzzz。


午前2時頃にトイレに行きたくなって、眼が 覚めました。トイレに行くと氷点下近くの気温 なのか、かなり寒かったです。


テントに戻り、寒いのでさらに服を着込んで、 再びシュラフに潜り込みました。しかしながら、 明け方は寒さのために、何度か目が覚めました。((((;゚Д゚))))


翌朝6時前に副部長としげき部員の声がするので、 テントから出てみますと、しげき部員は「夜寒くて 何度も目が覚め、死ぬかと思いました」と訴えていました。


「あまりに寒いので走ってきます」といって、ジョギング に出かけてしまいました。


聞けば「バイクのツーリング用テントやシュラフ なので、装備が脆弱で寒かったかもしれない」とのこと・・。


テント場に朝日が射し込んできましたので、朝食の 準備を始めました。お湯を沸かし「フリーズドライの きのこ御飯」「みそ汁」「カップ麺」を作り、温かい 朝食をいただきました。


朝食後に、テントの結露がすごく、濡れたままザックに 入れるのも嫌なので、きむ副部長に吸水モップを借りて、 テントについた水滴をふき取ります。


太陽があたり始めたので、フライシートを近くの木に 引っ掛けて乾かしました。


テントを撤収して、道具をザックに詰め込みました。 昨日とは、うって変わり「水とご飯」が無くなったので、 ザックが驚くほど軽く感じます。


長治谷のテント場を出発した後、テント場を名残 惜しく見つめていました。


下谷の渓谷沿いの道は、綺麗な風景が続きます。 登り坂が始まり、緩やかな登り坂をひたすら登って いきます。


ケヤキ峠に到着しますと、昨日に引き続いて京大研究林 所有の重機の写真を撮りました。古びた感じがよいです。


そうしてケヤキ峠を下り始めました。また長いつづら折り の道を下りていきます。


途中で3組の登山者と出会います。うち1組が日帰り のカップルで、もう1組はガイドさんが付いているカップル。 最後は山ガール2人組で宿泊装備をしていました。


林道の下りも終盤に差し掛かった所にメタセコイア の木々が綺麗に並んでおり、記念撮影をしました。



その後、内杉谷川に出ました。また林道出合に戻って きました。あと30分で今回の山行も終了です。


研究林の駐車場に戻りますと、前日は3〜4台しか 停まっていなかった車が、今日は車で一杯になっていま した。


研究林を出て、美山町の茅葺きの里でざるそばを 食べて、お土産を買いました。


美しい茅葺きの風景が人気があり、ゴールデンウイーク ということもあり、すごい人でした。


かやぶきの里を出て、スプリング日吉という入浴施設 でお風呂に入り( ´∀`)ました。


園部でしげき部員と別れて、テント泊登山の余韻に ひたりながら自宅に向かって車を走らせました・・・。


無事登山終了〜




研究林の看板


研究林の看板


入山申請書を提出


入山申請書を提出





某焼酎CMのような美しい川の流れ
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ケヤキ坂の桜(画像クリックで拡大)


京都大学所属の重機


京都大学所属の重機





下谷に残る雪(画像クリックで拡大)





水溜まりにあるカエルの卵
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長治谷の作業場(画像クリックで拡大)


設営が完了したテント


設営が完了したテント


日陰に避難する副部長としげき部員


日陰に避難する副部長としげき部員


お世話になる長治谷のトイレ


お世話になる長治谷のトイレ


寒さのため早朝ジョギングするしげき部員


寒さのため早朝ジョギングするしげき部員


メタセコイアの並木


メタセコイアの並木





研究林入口で登山終了を祝う
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美山町の茅葺きの里
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