芦屋地獄谷


山行日 平成29年3月4日 標高549m 歩行時間 5時間30分
行程(約10km)
阪急芦屋川駅→高座の滝→芦屋地獄谷→小便滝→A懸垂岩辺り→B懸垂岩辺り→万物相→奥高座の滝→荒地山→保久良梅林→岡本公園梅林→阪急岡本駅<経路図>
参加者
きむ、K西、Y中、どひやん、しげき、T屋君(6人)
今月の幹事:きむ

地獄谷でトレーニング

今回は、六甲山系の芦屋地獄谷です。

朝の10時に阪急芦屋川駅に集合します。


駅近くのコンビニでお昼ご飯を買って、出発します。

いつもの芦屋の高級住宅街を通り、高座の滝の手前で ダウンジャケットを脱いで地獄落ちに備えます。


高座の滝を過ぎてから中央稜との分岐を左に進み、 河原に降ります。いよいよ地獄の入口です。


河原には「切らないでサイレンが鳴ります」と書かれた 針金があり、針金の下をくぐります。

土石流対策でしょうか?


ここからが芦屋地獄谷ですが、きむ部員の説明では、 渓谷で見られる赤い岩肌が名前の由来だそうです。


また六甲には5つほど地獄谷という名前のところが あって、そのなかでも芦屋地獄谷は比較的登りやすい そうです。


しばらくは渓谷沿いを歩きます。

普段ならハイキング風で終わりますが今日は違って、 滝の横の岩場をいくつもよじ登ります。


渓谷もだいぶ進んだころに、水がちょろちょろと 流れている岩があり、これが「小便滝」だそうです。


品はありませんが、チョロチョロと流れている 様子から、なるほどのネーミングです。


地獄谷を這い上がり、A懸垂岩に向かいます。

渓谷沿いの道から一転して、今度は展望の良い 花崗岩の岩稜地帯を歩きます。


ところどころに両手両足を使わないと登れない 岩場があり、足の踏場と手がかりを探して三点支持 で慎重に登ります。


ようやくA懸垂岩に到着しました。

切り立った崖ですが、しげき部員は試しに登ると するすると上に上がっていきます。


3mほど登ったところで戻ってきて「足の踏み場と 手がかりがあるので斜めに進むと登れます」と言って います。さすがは「しげき部員!」です。


A懸垂岩で集合写真をとり、少し休憩してから 再び岩稜地帯に進みます。


切り立った岩肌沿いを歩きますが、下を見ると 結構な高さの崖があり、「足を踏み外すと人生が 終わるだろうなあ」と思うと一瞬足がすくみます。


身体の大きさぎりぎりしか隙間がない岩場を強引に 通り抜けます。案の定、中年のぼよぼよ肉体は岩に 引っ掛かりました(笑)。


B懸垂岩跡に到着して休憩をします。

ここもA懸と同様に岩登りができるところだった らしいのですが、阪神大震災で崩れてしまってそうです。


ここからA懸垂岩と神戸の街並みが見えます。 なかなかきれいな景色です。


休憩が終わり、万物相に向けて歩き始めます。

B懸垂岩跡を降りていきます。


途中、木の枝を使って降りるところを、前の人の 動きを見ていなかったので2m近くの高さをパワー プレイでジャンプ。足にビリビリと振動が来ました。


ようやく万物相に到着しました。

いろいろ形の変わった岩があります。


ここでお昼ご飯にします。

今日のみんなのお昼は、「カレーヌードル」や「カレー めし」ばかりで、カレー率が異常に高かったです。


ご飯を食べた後に万物相のペンギン岩を背景に 集合写真を撮ります。


これから午後の部開始です。

中央稜の道を通り過ぎて、奥高座の滝に向かいます。


奥高座の滝で、滝の横にある崖を登るかどうかを部員 に確認したところ、皆さん自信がないのでパスしました。


いったん道を戻って、キャッスルウォールを通り、荒地山 を目指します。


キャッスルウォールでは、ロッククライミングをしている 人たちがいました。

ロープを使って垂直に降りてきます。すごい迫力でした。


再び岩稜地帯に入り、岩場をよじ登ります。

ロープを使って力技で登る場面もありました。

荒地山に到着して、記念撮影をします。

特に展望もなく、三角点もないところなので、休憩も短め でそそくさと下り始めます。


ここからはアスレチックなところは無く、いつものように ハイキングコースばかりとのこと。


きむ部員から、はぐれたら保久良神社で集合と言われました。

ここからは、ややハイペースな歩きが始まります。


ハイペースにも関わらず部員たちは、ついてきておりテンポ よく歩きます。

風吹岩に到着して休憩をします。

もともと賑わっているところですが、人だかりが・・・。

どうやら親子連れがイノシシにリュックを漁られたとのこと。

イノシシを警戒しながら、気を付けて先を進みます。


金鳥山に到着して、休憩をとろうとしますが、先客があり スルーします。

ひたすら降りつづけると保久良神社が見えてきました。


ここでトイレ休憩を済ませた後、梅林で見ごろの梅を 鑑賞します。

部員達は梅の鑑賞よりも、疲労からかボーとしております。

どうやら花のことはあまり興味が無いようです。


きむ部員が「桜は吉野、梅は岡本」というぐらい梅が 有名と聞きました。


初めて聞くフレーズですが、梅林の看板にも同じ文言 が載っております。一同「へえ〜」と驚きです。

梅の花に興味が無くても梅の良い香りがします。 ほっこりしました。


保久良神社を少し下ると住宅地にでます。

途中岡本公園に立ち寄り、同じく梅を軽く鑑賞した後阪急 岡本駅に向かいます。


無事登山終了〜







地獄っぽい
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滝をよじ登る
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小便滝がチョロチョロ
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A懸垂岩を登るしげき
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A懸垂岩で集合写真
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岩稜地帯を歩く
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狭い岩場をすり抜ける
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B懸垂岩跡
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ロープを使ってダイブ
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万物相にて
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ふんが〜と登るトルコ帽
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荒地山頂上
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保久良神社の梅林
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